12歳の時の様な友達は、
もう二度とできない。
小さな町に住む4人の少年たちが、
好奇心から“死体探し”の旅に出るというひと夏の冒険を描いた作品です。
そんな映画「スタンド・バイ・ミー」についてイラストで分かりやすく紹介します!
- キャストの名前と役名を知りたい!
- 監督の他の作品を知りたい!
Contents
基本情報 & あらすじ
現題:Stand by Me
監督:ロブ・ライナー
脚本:ブルース・A・エヴァンス
レイノルド・ギデオン
国 :アメリカ合衆国
公開:1986年8月22日 (米)
1987年4月18日(日)
時間:89分
原作:「スタンド・バイ・ミー」
スティーヴン・キング
音楽:「スタンド・バイ・ミー」
ベン・E・キング
あらすじ_
モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く。
出典元
登場人物 & 相関図
幼い頃に初めて観た時は、ちょっとしたワクワク感とちょっとした切なさを感じました。ですが、その切なさの正体は何なのか?ということは、はっきりとは分かりませんでした。
成長して大人になって改めて作品を観て、初めて作品の本質を分かった気がしました。
「12歳の時の様な友達は、もう二度とできない」というゴーディが最後に綴った言葉。それは、大人になった今だからこそ分かる言葉でした。
出演者一覧
仲良し4人組
ゴードン・ラチャンス 役
ウィル・ウィートンの経歴は?👤
1972年7月29日アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。
俳優・声優・作家。
1981年よりテレビに出演し始める。1986年、映画『スタンド・バイ・ミー』で一躍有名に。
ウィル・ウィートンの役柄は?🍿
12歳の主人公、ゴーディを演じています。
性格は内向的で真面目。
物語を作る才能があり、作中でもデビー・ホーガンを主人公にしたパイ食い競争の話を、即興で作って披露しています。大好きだった兄デニーを4月に事故で亡くしましたが、まだ実感が湧いていません。兄を溺愛していた両親も喪失感からか、ゴーディを放置気味…。
ウィル・ウィートンの他の映画出演作は?🎬
『スタンド・バイ・ミー』『トイ・ソルジャー』『フラバー』『ネメシス/S.T.X』
大人になったゴーディは?
大人のゴーディ 役
リチャード・ドレイファス ( Richard Dreyfuss )
大人になったゴーディで、この物語の語り手。作家となっており、大きな家に家族と住んでいます。
クリストファー・チェンバーズ 役
リヴァー・フェニックスの経歴は?👤
1970年8月23日アメリカ合衆国オレゴン州出身-1993年10月31日(23歳没)。俳優。
大工の父とロシア系正統派ユダヤ教徒の母の元誕生。カルト宗教団体「神の子供たち」の宣教師だった両親により、幼少期は南アメリカの各地を転々とする生活をしていた。
10歳でテレビ初出演。1985年、『エクスプロラーズ』で映画デビュー。1986年、映画『スタンド・バイ・ミー』で注目を浴びる。1993年、ヘロインとコカインの過剰摂取が原因で倒れ、23歳の若さで惜しまれながら亡くなった。
弟は俳優のホアキン・フェニックス。
リヴァー・フェニックスの役柄は?🍿
グループのリーダー格、クリスを演じています。
ゴーディに小説を書くことを勧めるなど友人思いで、とても賢く、正義感があります。
アルコール依存症の父親と不良の兄アイボールがいるため、周りからも自分も将来は悪い人間になると思っていました。
包み込むような優しさを持つクリスは、作者であるスティーヴン・キングの理想が反映されているそうです。どうりで格好いいわけだ!
大人になったクリスは?
猛勉強の末、大学へ進み弁護士となります。
冒頭でゴーディが読んでいた新聞記事によると、ファストフード店で揉めていた客2人を仲裁した時、客の持っていたナイフで喉を刺され亡くなってしまったようです。とても悲しいですが、正義感の強いクリスらしい最期とも言えます。
リヴァー・フェニックスの他の映画出演作は?🎬
『エクスプロラーズ』『スタンド・バイ・ミー』『モスキート・コースト』『リトル・ニキータ』『旅立ちの時』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』『恋のドッグファイト』『マイ・プライベート・アイダホ 』『スニーカーズ 』『愛と呼ばれるもの 』『ダーク・ブラッド』
セオドア・ドチャンプ 役
コリー・フェルドマンの経歴は?👤
1971年7月16日アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。
俳優・プロデューサー・作曲家。
幼い頃よりテレビに出演。1984年、映画『13日の金曜日・完結編』のトミー役で一躍有名に。『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』などの出演でも知られている。
大麻やヘロイン中毒に苦しんでいた時期もあったが、徐々にキャリアを立直している。
コリー・フェルドマンの役柄は?🍿
4人中で1番の破茶滅茶ボーイ、テディを演じています。
大きな眼鏡がトレードマーク。突然、汽車の前に立ちはだかり肝試しをしようとするような破茶滅茶な性格。
ノルマンディーで勇敢に戦ったという尊敬する父の影響で軍隊に憧れおり、ドッグタグを首から下げています。ですが、戦争で精神を病んでしまった父から、ストーブで耳を焼かれてしまった過去を持っています。
大人になったテディは?
憧れだった軍隊には、耳と目の問題で入れず…。一時刑務所に入り、その後は臨時雇いで働いています。
コリー・フェルドマンの他の映画出演作は?🎬
『タイム・アフター・タイム』『13日の金曜日』シリーズ『グレムリン』『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』『ロストボーイ』シリーズ『メイフィールドの怪人たち』『ミュータント・タートルズ(声)』『マーヴェリック』『悪魔の毒々モンスター 新世紀絶叫バトル』『デート・ウィズ・ドリュー』『シャークネード エクストリーム・ミッション』
バーン・テシオ 役
ジェリー・オコンネルの経歴は?👤
1974年2月17日アメリカ合衆国ニューヨーク出身。俳優。
10歳でスカウトされ、CMに出演。1986年、映画『スタンド・バイ・ミー』で注目を浴びる。その後、学業を優先し、大学卒業後に俳優業を再開。
妻は女優のレベッカ・ローミン。
ジェリー・オコンネルの役柄は?🍿
超マイペースな、バーンを演じています。
見た目は、ちょっとぽっちゃり。性格は、臆病でうっかり者。
とてもマイペースで、他3人からも時々呆れられるほど。
家の下に埋めたへそくりを探していた最中に、兄ビリーが話していた「死体」についての会話をたまたま聞いてしまいます。
大人になったバーンは?
高校卒業に後結婚し、4人の子宝に恵まれ、製材所で働いています。
ジェリー・オコンネルの他の映画出演作は?🎬
『スタンド・バイ・ミー』『ザ・エージェント』『スクリーム2』『ミッション・トゥ・マーズ』『ピラニア3D』『ヴェロニカ・マーズ [ザ・ムービー]』『サタニックパニック』『ザ・シークレット: デア・トゥー・ドリーム』
町の人々
不良グループ
エース・メリル 役
キーファー・サザーランド ( Kiefer Sutherland )
不良グループのリーダー。
郵便受けをバットで破壊するなどの迷惑行為を行なっています。
アイボール・チェンバーズ 役
ブラッドリー・グレッグ ( Bradley Gregg )
不良グループのNo.2ポジション。
本名はリチャード・チェンバーズで、クリスの兄。
ゴーディから野球帽を奪い取った人物。
ビンス・デジャルダン 役
ジェイソン・オリヴァー ( Jason Oliver )
エースとチキンレースをし、負けてしまった人物。
チャーリー・ホーガン 役
ゲイリー・ライリー ( Gary Riley )
ビリーの相方的存在。
少年の死体を発見した人物。
ビリー・テシオ 役
ケイシー・シーマツコ ( Casey Siemaszko )
バーンの兄。
少年の死体を発見した人物。
ゴーディの家族
ゴーディの父 役
マーシャル・ベル ( Marshall Bell )
ゴーディには全く関心を示しません。
デニーだけを溺愛してはいますが、話す内容はアメフトのことばかり。
デニー・ラチャンス 役
ジョン・キューザック ( John Cusack )
アメフトのスター選手でしたが、4月に交通事故で亡くなってしまいました。弟ゴーディの良き理解者で、周りからも慕われる人物でした。
ゴーディの母 役
フランシス・リー・マッケイン ( Frances Lee McCain )
デニーを亡くしてから気力を失っており、ゴーディが話しかけても顔を向けることすらしません。
その他の人々
雑貨屋の主人 役
ブルース・カービー ( Bruce Kirby )
ゴーディが食料を買いに行った雑貨屋の主人。
ゴーディの兄デニーのことを知っており、デニーには「君は何をやるんだい?」と質問した人物。
マイロ・プレスマン 役
ウィリアム・ブロンダー ( William Bronder )
廃車置き場の主人。猛犬チョッパーを飼っています。
テディの父親を侮辱した人物。
ゴーディのパイ食い競争話に出てくる人々
グランディ市長 役
スコット・ビーチ ( Scott Beach )
ストライプのスーツを着た男性で、司会を務めています。
グランディ市長夫人 役
ジャネット・ボブスト ( Geanette Bobst )
グランディ市長の妻。
ゲスト 役
? ( ? )
1番左に座っている、赤いチェック柄の服を着た男性。
ヴィガンズ校長先生 役
アート・バーク ( Art Burke )
水色のジャケットを着て登場した男性。
DJボブ・コーミア 役
マット・ウィリアムズ ( Mutt Williams )
KLAMラジオの人気DJの男性。
デビー・ホーガン 役
アンディー・リンドバーグ ( Andy Lindberg )
病気のせいで80キロもある12歳の少年。みんなからは「ブタケツ」と呼ばれていじめられていたため、今回のパイ食い競争で復讐を企む…。
ビル・トラバース 役
ディック・デュロック ( Dick Durock )
4度優勝している男性。デビーの足をひっかけ意地悪をしていましたが、デビーの嘔吐物をもろに受けることに…。
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ロブ・ライナー 監督について
1947年3月6日アメリカ合衆国出身。
映画監督・俳優・脚本家・映画プロデューサー。
子役としてテレビに出演。その後テレビの演出などを手掛ける。1984年映画『スパイナル・タップ』で映画監督デビュー。
ロブ・ライナー 監督の他の作品は?
『スパイナル・タップ ( 1984 )』
『スタンド・バイ・ミー ( 1986 )』
『プリンセス・ブライド・ストーリー ( 1987 )』
『恋人たちの予感 ( 1989 )』
『ミザリー ( 1990 )』
『ア・フュー・グッドメン ( 1992 )』
『アメリカン・プレジデント ( 1995 )』
『ゴースト・オブ・ミシシッピー ( 1996 )』
『最高の人生の見つけ方 ( 2007 )』
『最高の人生のはじめ方 ( 2012 )』
『最高の人生のつくり方 ( 2014 )』
『LBJ ケネディの意志を継いだ男 ( 2016 )』